美眉コンシェルジュの松藤です。
意識した瞬間に突如襲い来る眉毛の痒み。ムズムズ感に堪え切れずに、掻きむしって皮が剥けるお悩みを持つ人も多いはず。
眉毛が痒いのは、ただそれだけで意外と大きなストレスです。
眉毛は目元に近いだけあって、それだけ人の視線も集中するし、痒さを我慢できずに肌荒れになっては恥ずかしいですよね。
そこで今回は、眉毛が痒くなる原因と正しいケア方法について紹介します。
目次
頻繁に出る眉毛の痒みには要注意!
痒いという感覚はもともと、「ゴミや埃、小さな微生物が付いているかもしれない」などの外部刺激を教えてくれる大切なサイン。
異変がある時に自然と感じるように、私たちを守る信号を出しています。
だけど、眉毛への強いムズムズ感、掻いても治まらない痒みが日常的に出るのなら注意が必要です。ストレスになるだけではなく、お肌に異常が起きている証拠なんです。
正しいケアを取り入れていかないと、次のような支障をきたすことも多いんです。
- 掻きすぎて出血することがある
- 眉毛の抜け毛が増え、左右でアンバランスになる
- 眉毛の切れ毛や枝毛が見栄えを悪くする
- 掻いた時の強いダメージが残り、お肌の皮が剥ける
- 掻いた場所の皮膚が剥がれて、眉毛からフケが止まらなくなる
眉毛が凄く痒い!一体なぜ?7つの原因を紹介
とりあえず何とかするための対策ばかりに目が行って、眉毛が痒くなる原因を正しく理解している人はまずいないと思います。
でも、お悩みを解消するためには、痒みを引き起こす根本を知り、正しいケアを取り入れることが大切なんです。
痒くなる原因は大きく7つに分類されるので、心当たりがないかを探ってみましょう。
乾燥によるもの
お肌が乾燥すると水分量が不足しているサインを「痒い」という感覚で教えてくれます。特に、冬や季節の変わり目が要注意です。
目元付近のお肌は皮膚も薄いので、それだけ痒みも敏感に感じます。
例えば、洗顔のやりすぎも乾燥を招き、痒みを引き起こす原因です。お肌を守る皮脂を必要以上に落としてしまうので、肌のバリア機能が弱まり、強い痒みを感じやすくなります。
反対に、スキンケア不足も大敵です。
たっぷり保湿をしているつもりでも、頬や口元、目の下だけを重点的にして、眉毛付近は手抜きになっている人はとても多いです。
眉毛周りのお肌が炎症している
眉毛周辺のお肌がただれていたり、赤みを帯びて炎症していませんか?鏡を見てチェックしてみましょう。この肌トラブルも眉毛の痒みや痛みの原因です。
皮膚が赤くただれているので、見栄えが悪く、ストレス度合いも強くなります。
細菌や雑菌の影響も受けやすく、掻いても掻いても痒いので、肌トラブルもいっこうに治らないという悪循環になりやすいです。
眉毛周りの炎症を引き起こす原因
- 掻きむしったことがある
- 眉毛を抜いて整えている
- 虫刺され(蚊、ダニ、ノミ、虻など)
- カビなど
花粉やアレルギーによるもの
意外かもしれませんが、花粉も眉毛を痒くする原因の1つです。春先だけではなく、年中粉末が飛んでいるので注意が必要です。
他にも金属などに反応するアレルギー持ちの可能性もあります。アクセサリーやゴム類、漆などの植物がお肌をただれさせて、痒みを引き起こすこともあります。
直接眉毛に当たらなくても、間接的に手で触れた時にも起こりえるので、気を付けた方が良いです。
メイク用品やスキンケア用品が肌にあっていない
眉毛が痒いのは、洗顔料や化粧水、乳液、クレンジング、ヘアケア剤など、普段のスキンケア用品の相性がお肌とあっていないのかもしれません。
特定の物質が眉毛に触れることで赤くなったり、痒くなる人も多いんです。
普段お化粧をするのであれば、アイブロウメイクや眉カラー製品に含まれる原料や成分が関係していることもあるんです。
前髪が長く、眉毛付近に当たっている
意外と見落としがちになる原因が前髪の長さです。毎日シャンプーで清潔を保っていても、髪の毛には必ず無数の菌や埃が付着します。
他にもシャンプーやトリートメントの洗い残しにも注意すべきです。そういったものが眉毛付近のお肌に触れると、痒みが出やすいんです。
肌のバリア機能が低下している
眉毛の乾燥などでバリア機能が低下していて、汗に含まれる塩分や皮脂に反応して痒いのかもしれません。
特にTゾーン周りは発汗作用が高いので、痒くなりやすいというのもあります。
1つ目の原因で触れたスキンケアの過不足もバリア機能を弱める原因になるので、気を付けてくださいね。
ストレスによるもの
実は、イライラや不安という感情面の不安定さも痒みの種です。
ストレスは自律神経や免疫機能の働きを鈍くして、炎症を促進するとさえ言われています。
人間は誰でもストレスを抱えるので、「眉毛が痒い!」と悩んだ時には、大きなストレスを感じる出来事がなかったかどうかを振り返ることも大切なんです。
眉毛が痒い時にやってはいけないNG行動
眉毛が痒いと堪らないムズムズ感がありますよね。そんな時に多くの人がほぼ確実にやってしまうことがあります。
実はこれが余計に痒さを際立たせるんです。次に紹介するものをうっかりしないように気を付けましょう。
痒くても掻いてはいけない
耐え切れずに掻いてしまうのはよくあることです。
でも、掻くという行為はお肌を傷つける行為です。掻いた瞬間は痒みからの解放感で気持ち良いですが、後からもっと強い痒みが襲い掛かってくるんです。
それに、お肌のダメージになるので、眉毛が抜けたり皮が剥けることも。
美容業界ではよく言われることですが「痒くても掻かない」というのは、眉毛においても鉄則なので気を付けましょう。
過剰な洗顔やケアをしない
眉毛が痒い時に、人はつい過剰なケアに走りがちです。
普段より多めに洗顔料を使ったり、1日に何回もスキンケアをしてみたり。必要以上の念入りなケアは、逆にお肌のダメージになります。
もちろん、普段のスキンケアが不十分であれば念入りにして大丈夫なのですが、明らかに度を越すと悪化させるので気を付けましょう。
眉毛が痒い!皮が剥ける時の正しい対策も紹介
それでは、実際に眉毛が痒い時にするべき正しい対策方法を紹介します。特に、皮が剥けるほど悩んでいるのなら、お肌のバリア機能が著しく弱くなっています。
清潔感も損なわれてしまいますので、1日でも早く対策を始めましょう。
素早い保湿を心がける
洗顔をした後やお風呂上りは、実は急激にお肌の水分量が失われ、皮脂量も少なくなっています。そのため、化粧水や乳液をなるべく早く塗布して、保湿ケアをしてください。
普段のスキンケアを怠ると、乾燥を招きやすいので皮剥けしやすいです。
化粧水はお肌に水分を与えてくれますし、乳液は油分も補えてお肌に水分を閉じ込める蓋の役割も果たします。
化粧水や乳液を使うだけでも、外出時などには紫外線による乾燥から眉毛を守ってくれます。
お肌のバリア機能を保つためにも、普段のスキンケアを欠かさずに行いましょう。
清潔な状態をキープする
例えば汗をかいたら清潔なハンカチですぐに拭いたり、顔を軽めに水洗いしましょう。
蒸れた状態を放置すると、菌が繁殖して痒みも強くなり、皮も剥けやすくなります。雑菌が繁殖しやすい環境を作らないようにすることを心がけましょう。
眉毛美容液を使う
「眉毛が痒い」「皮が剥ける」「眉周辺の肌荒れ」にも悩んでいるのなら、眉毛美容液を使った対策が最も効果的です。
眉毛美容液の中には、眉毛を生やすだけではなく、抗炎症や肌荒れ対策、痒みを抑える効能を持つものもあるんです。
普段のスキンケアとは違い、眉毛に直接有効成分を与えるケアなので「眉毛の悩みを抱えたら眉毛美容液を使う」というのが今では一般的ですね。
もちろん、全ての眉毛美容液が抗炎症、肌荒れ対策、痒みを抑える成分が配合されているわけではないので、配合成分はしっかり確認をしましょう。
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最後に
眉毛が痒いのは色んな原因が考えられますが、一番大切なのはNG行為をしないことです。普段のスキンケアを見直し、清潔な眉毛をキープするだけでも対策はできるんです。
我慢できない痒みを早く対策したいときや、皮が剥ける悩みもあるのなら、迷わず眉毛美容液を使って直接的なケアを日常に取り入れて改善していきましょう。
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